WEB3.0が盛り上がってくると、一体どんな職業とか業界が盛り上がるのかなぁ?稼げる職業に就きたい。
当記事では上記のような疑問に答えます。
どうも、WEB3.0研究家のじきです。
ボクは人材業界で働いた経験もあるので、
今回はその知見を活かして記事を書きます。
WEB3.0の到来で、これまでのインターネットが大きく変わることになります。WEB3.0についての詳細は以下をご覧ください。
そして、当然「盛り上がる業界」や「稼げる職業」にも変化があることでしょう。
というわけで今回は人材業界で働いた経験もあるボク自身の知見も活かし、WEB3.0時代に稼げるようになる職業について解説していきます。
当記事は個人の見解も含みますので、その点ご了承くださいませ。ではいきましょう!
ブロックチェーン業界
WEB3.0の基幹技術となるのは「ブロックチェーン」の技術です。
ブロックチェーンを活用したアプリは今後増えていくことが予想されますし、企業もブロックチェーンをなんとか使えないかと考え始めるはずです。
ブロックチェーンを扱えるスキルに対するニーズは高まっていくでしょう。
ブロックチェーンエンジニア
ブロックチェーンエンジニアとは、ブロックチェーンを用いた開発を行うエンジニアのことです。
今後は独自のブロックチェーンが次々と立ち上がったり、既存のアプリケーションがブロックチェーンを用いられた形で再構築されていく流れ等が予想されます。
そんなWEB3.0の時代では、ブロックチェーンに通じる技術者のニーズは高まっていくでしょう。
ブロックチェーンコンサルタント
ブロックチェーンコンサルタンとは、ビジネスの課題解決にどうブロックチェーンを用いるかを提案するコンサルタントのことです。
今後WEB3.0がどんどん浸透していくと、「ブロックチェーンを用いて何かやりたい」と考える経営者は増えるはずです。
ただブロックチェーンの概要はわかっても「何にどう使うと効率的か」を考えつくためにはブロックチェーンに対する深い理解や幅広い事例の引き出しが必要です。
技術畑でなくとも、ブロックチェーンの使い方に特化した知識を持つ人材のニーズは今後高まっていくでしょう。
金融業界
WEB3.0時代が当たり前になってくると、WEB3.0サービスを利用するための暗号資産が、投資対象として浸透していく可能性が高いでしょう。
そうすると暗号資産に通じる職業のニーズも増していくはずです。
暗号資産のディーラー・トレーダー
暗号資産が投資対象として浸透し、認知されれば、暗号資産投資が活況となることでしょう。
そうなると暗号資産の取引に強いプロのディーラーやトレーダーのニーズは高まっていくはずです。仮想通貨取引所などで運用を任されたり、投資信託の運営に携わっていく可能性も拓けてくるでしょう。
暗号資産投資に強い金融アドバイザー
暗号資産が投資対象として浸透すれば、同時に「自分自身で投資判断をしかねる人」「誰かに詳しく教えて欲しい人」も増えるはず。
そうすると、IFA(資産アドバイザー)やFP(ファイナンシャルプランナー)に対するニーズも高まっていくでしょう。
金融アドバイザーは暗号資産に強くなっておくだけでも強烈な差別化ができるようになるかもしれません。
AI・データ分析業界
WEB2.0ではGAFAM(Google・Apple・Facebook・Amazon・Microsoft)などインターネットサービス提供者が個人情報やインターネットサービスの利用履歴など取引のデータを独占している状態でした。
一方でWEB3.0時代は、公開されたブロックチェーン上に、匿名のウォレットの取引情報が刻まれるようになります。
個人と紐づくビッグデータを一企業が独占していた状況から、匿名で個人と紐づかないウォレット同士の取引に関するビッグデータが公開される時代へと変わるのです。
そのブロックチェーンに刻まれたデータをビジネスに活用したいというニーズは自ずと増えると予想されます。そしてビッグデータの分析に欠かせないのはAIでしょう。
AI・データ分析周辺の職業は盛り上がりを見せるに違いありません。
AIエンジニア
AIエンジニアは機械学習の仕組みを自ら作ることのできるエンジニアのことです。
WEB3.0の文脈でなくともAIニーズは高まっていく一方なので、AIエンジニアの需要も同時に高まっていくことでしょう。
AIコンサルタント
AIコンサルタントとは、AIをどう使ってビジネスに活かすかを提案するコンサルティングサービスを行う人のことです。
AIもブロックチェーンと同様ですが、「使いたいけど、どう使えばいいかわからない。もっと上手く使いたい。」というニーズが高まることは予想できます。
AIの使い道に精通している人材の価値は高まり、重宝されるようになるでしょう。
データサイエンティスト
ブロックチェーンにより、情報が公開されれば、それらのデータ分析・データ活用に特化した人材であるデータサイエンティストの需要も間違いなく高まるでしょう。
企業に雇われ機密データを分析するデータサイエンティストだけでなく、ブロックチェーン上に公開されているデータを分析し、企業に合わせて結果を出し分けるようなフリーのデータサイエンティストの活躍も期待できそうです。
デジタルクリエイター
ブロックチェーンで起きた革命の一つはNFTです。
NFTとは、Non Fungible Token(非代替性トークン)のことで、シリアルナンバーが振られた一点もののデジタルデータ資産のことです。NFTはブロックチェーン上で誰が持っているのかを証明できるため、実在するもののように、所有したり売買することが可能です。
これまでデジタル画像や動画、音楽は、簡単に複製が可能だったこともあり、所有権や価値が曖昧でした。
それがNFTという形で所有権が客観的に証明できるようになり、実在するもののように取引できるようになったおかげで、デジタルアートの価値が高まりを見せています。
NFTの中にはドット絵のアイコンが数千万円で取引されるようなケースもあり、チャンスがあるマーケットと言えるでしょう。
また、今後メタバースといわれる仮想空間でアバターを使って人と交流したり、ショッピングをしたりする世界もやってくるでしょう。
そうすると、そのアバター内の世界を作り上げるデジタルクリエイターの需要も急速に高まるはず。またVtuberなどアバターで影響力を持つ人が、より大きな影響力を持つようになるかもしれません。
デジタルクリエイターからすれば、WEB3.0のマーケットにはチャンスしかありません。稼ぐ手段が無限に広がった時代だと言えるでしょう。
ゲーム業界
ゲームとブロックチェーンが組み合わさったことで生まれたNFTゲームでは、ゲーム内で手に入れたアイテムや通貨を現実世界で販売できるため、Play to Earn(稼ぐためにプレイする)が実現しました。
ゲームをやって生活したいと考える人は多く、世界的な流行の兆しがあります。ここからあらゆるゲームがNFTゲームとして再構築されたり、たくさんの新ゲームが生み出されていくことでしょう。
NFTや暗号資産に強いゲームプロデューサー
稼げるNFTゲームが今後たくさん作られていくことが予想されます。
NFTゲームでは単に「稼げる仕組み」だけではなく、ゲーム内で発行するデジタルデータの相場価値を下げず、バランスを維持しながら稼ぎ続けることができる仕組みを作ることも重要です。
暗号資産マーケットやNFTマーケットにも精通したゲームプロデューサーは重宝されるようになるでしょう。
モバイルアプリエンジニア
ゲームをはじめとしたモバイルアプリはWEB3.0仕様に再構築が進んでいくでしょう。
モバイルアプリのフロントエンドを作れるようなエンジニアの需要は今後も高まりを見せていくはずです。
WEB3.0時代のチャンスを掴みましょう
というわけで、今回はWEB3.0時代に稼げる業界や職業について解説してきました。
WEB3.0が浸透した世界では、ブロックチェーン、AI、データ分析、NFT、ゲーム、メタバースなどがキーワードになりそうです。
広い業界で大きな変化が生じることになるでしょう。また、上記で紹介した職業以外にもいろんな職業が誕生するでしょうし、一方でなくなってしまう職業も出てくるでしょう。
そんなWEB3.0時代で大きなチャンスを掴むためには、常に新しい情報を集め、将来どんな時代になるか考えながら、今からスキルアップしたり、転職したりなど準備を進めるといった行動が必要です。
転職する場合は、これからどの企業がWEB3.0に上手く対応するかを見極めることも大事です。
これから伸びる企業をキャッチアップするためのおすすめの方法を2つ紹介します。
転職サイトに登録しておく
転職サイトに情報を登録しておくと、日々いろんなスカウトメールが飛んできますので、常に情報をアップデートすることができます。
この変化の時代だからこそ、情報が命です。今すぐ転職を考えていなくても、登録をおすすめします。
転職エージェントと話をしてみる
手っ取り早く「WEB3.0時代に伸びそうな企業」を知るには、転職エージェントと話をしてみるのがベスト。
自分で調べずとも「メタバース関連で伸びそうな企業を教えて欲しい」「NFTゲームをこれから作る企業があれば教えて欲しい」などとオーダーを出して企業を紹介してもらえます。
今すぐ転職を考えていなくても、「WEB3.0に強い人材になるために今からつけておくべきスキルは何か」という質問をプロのキャリアカウンセラーにぶつけるだけでも価値があります。